●125g40束入
●原材料名
小麦粉、食塩、食用植物油
●大きさ
一箱当り(21×31×11.5cm)
四国三郎吉野川の上流に位置する半田町は、地理的条件に恵まれ、二百数十年もの昔から独特の製法で腰の強い半田そうめんを作ってきました。
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◆半田そうめんとは
徳島県美馬郡つるぎ町半田は四国山地と阿讃山脈に挟まれた山間にある県西部、人口約5千人の小さな町です。
半田の国道沿いには半田そうめんの販売所や工場が立ち並び、町の主要な地場産業となっています
内陸にある半田は冬の剣山から吹き下ろす乾燥した寒風と豊富な吉野川の伏流水により素麺づくりには恵まれた環境と言えます。
特徴的な麺の太さとコシの強さは今や全国にファンが増えています。
ご家庭に、ご進物ご贈答にピッタリ!!八百秀の半田そうめん。(写真は5Kg箱)
◆半田そうめんの特徴
半田そうめんの特徴はなんと言ってもその太さ、コシの強さにあります。
JAS法の規格で厳密に言えば「ひやむぎ」に分類されるそうです。
直径1.3mm未満 :そうめん
直径1.3~1.7未満 :ひやむぎ
直径1.7mm以上 :うどん
しかし300年の歴史をもち、「半田そうめん」の名前で全国に通っている事などから「そうめん」の表記が正式に認められました。
一般的に細くつゆによくからむ「そうめん」は高級品、機械麺も多い「ひやむぎ」は廉価品というイメージがあります。
家内工業が多い半田素麺は伝統的に「手延べ」が大半です。手延べそうめんは生地を熟成させる必要があり、それで麺に粘りとコシが生まれ、これが「半田そうめん」の美味しさに繋がります。
細いほど手間が掛り高級とされる有名産地の「そうめん」では味わえない食べ応えと、風味、のど越しの良さから「一度食べたらそうめんは半田でないとダメ」とおっしゃるファンの方もたくさんいらっしゃいます。
また、その太さから冬にもうどんのように温かい出汁つゆや釜たまで食べたり、パスタなど炒め物や鍋物など一年中使われています。
意外に知られていませんが沖縄料理の「ソーミンチャンプルー」の麺として大量に出荷されています。
◆半田「手延べ」製法について
そうめん作りはまだ暗い朝早くから始まります。まず粉を合わせ、良く練り、団子にしたものを帯状にします。
この団子の原料は小麦粉と食塩水だけですが、この微妙な配合バランスが難しいのです。その日の天気や気温、湿度などを考慮し長年の勘とデータがものを言います。
塩分が高いと食味が落ちるのですが、塩分が少ないと粘りがなくなり麺がバラバラ崩れ不良品となります。
その表面に食用油を塗り少しづつひも状に伸ばしていきロール状に巻いていきます。そして八の字にひも状の麺を棒に掛けます。さらに延ばし室(むろ)と呼ばれる箱に入れ熟成させ長年の経験をもとに効率よく延ばしていきます。
「はた」と呼ばれる道具でさらに延ばしながら乾燥させます。最後は2m近くまで徐々に引き延ばします。
完全に乾燥した後は裁断し、結束・袋詰めして出来上がりです。
小麦粉を熟成させ乾燥させただけの食品ですので、美味しくするには職人の長年の経験、心遣いが仕上がりに大きな影響を与えます。